Amazon VS Apple VS Google


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Amazon VS Apple VS Google

電子書籍関連で存在感のある世界的企業 今電子書籍関連で存在感のある世界的企業、メーカーと言えば誰もがこの3社、Amazon・Apple・Googleのどれかを挙げるのではないでしょうか。

特にAmazonはネットショッピングモールとしての基盤があるため、日本における電子書籍サービスとしては有利な立ち位置にあります。
安価な端末Kindleシリーズの評判やストアの品揃えも評価が高く、この3社の中でも最も勝利=サービスや端末の1社独占体制、に近いのかもしれません。

しかし、電子書籍の利用に限らないタブレット端末で言えばいわば「走り」であるAppleのiPadは発売当初から絶大な人気を誇っていますし、iTunesというクラウドの音楽・アプリサービスを提供している実績から、日本語書籍を扱う電子書籍サービスをAppleが始めれば、後発の遅れを感じさせない追い上げを見せる可能性は十分にあるでしょう。(今のところその様子はありませんが……)

一方Googleに関しては、電子書籍サービス・端末ともに日本では他2社に若干遅れをとっているかもしれません。電子書籍サービスに関しては特に品揃えが弱いです。日本語書籍も現状(2013年1月時点)では充実しているとはとても言えません。

Googleに関しては、電子書籍サービス・端末ともに日本では他2社に若干遅れをとっている しかし、多くの電子書籍サービスがデータをダウンロードする形でしか利用できないのに対し、Google Play(Googleの提供する電子書籍サービス)では多くの書籍がダウンロード・ストリーミング形式両方で利用が可能です。

紙の本の全文検索を提供する「Googleブックス図書館プロジェクト」も、問題を抱えながらも進行し続けていますし、Google Playは今後Amazon Kindleとの互換性をサポートする可能性もほのめかされていることから、まだまだ勝負はわからない、と言えるのではないでしょうか。

このように、現状有力な3社はそれぞれ強みを持っており、どれが優勢とはなかなか言い難い状況にあります。
さて、それではここに日本企業が入り込むチャンスはあるのでしょうか?
日本の電子書籍産業については、次ページで見ていきたいと思います。