タブレットと電子書籍リーダーの違い


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タブレットと電子書籍リーダーの違い

「タブレット」とは「板状の」「石版のような」 今ではすっかり耳に馴染み、誰もがすぐに思い浮かべることができるようになりましたね。
「タブレット」とは「板状の」「石版のような」という言葉の通り、板のような形の薄型コンピューターのことを指します。

ウェブや電子書籍の閲覧など端末に大きな処理能力を必要としないシンプルな用途に最適化され、持ち歩いて利用することも想定して薄型化・小型化されてはいるものの、タブレット端末はコンピューターとしての基本機能はしっかり備えています。つまり、電子書籍を読む以外にもさまざまな用途に使えるんですね。

対して電子書籍リーダーは、形こそタブレットと似ているものの、機能が大きく異なります。

まず「電子書籍リーダー」の名前の通り、多くは電子書籍を読むことのみを目的としているため基本的にはその他の機能は搭載していません。つまり、任意のアプリケーションをインストールして仕事をしたり、ゲームや写真を加工したり、というような用途には使えません。

文字を追って長時間見つめても目に負担がないよう、一般的なコンピューターのディスプレイよりも光を眩しく感じないよう工夫を凝らされているものが多いのもタブレットとの違いと言えるでしょう。

気軽にバッグに入れて持ち歩ける大きさ・軽さが魅力 どちらも気軽にバッグに入れて持ち歩ける大きさ・軽さが魅力ですが、「できること」の広さの差から価格は電子書籍リーダーが圧倒的に安い(ことが多い)です。

このことから「コンピューターはデスクトップやノートが別にあるし、電子書籍リーダーで良いや」というような考えでまずタブレット端末を購入候補から外してしまう方も中にはいるのでは……と思うのですが、筆者としてはこうした考えからタブレットを除外してしまうのはちょっと勿体ない、という風に思っています。

ディスプレイの大きさや見やすさ、操作面の使いやすさなどはタブレットか電子書籍リーダーかという点だけでなく、具体的なメーカーや商品ごとに異なります。

「電子書籍を読む以外のことをするかどうか」を考えるのではなく、まずは実際に端末を持ちじっくり比べて、使いやすいもの・見やすいもの・持ちやすいものを見極めてみてはいかがでしょうか。