クラウドサービスの台頭


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クラウドサービスの台頭

クラウド活用の利便性 現在多者多様、まさに戦国時代の様相を見せる電子書籍サービスがこれから淘汰されていくとするなら、その鍵のひとつはクラウド活用の利便性にあるのではないでしょうか。

このサイトでご紹介した電子書籍サービスのうち、実際に端末にデータを保存せずストリーミングで利用できるものは少数です。
電子書籍のクラウド利用と言えば、電子書籍サービスのサーバーにユーザーの購入したファイルが保存されていること、つまり何度でもダウンロード可能な状態を指します。

しかし、音楽サービスなどではすでに有料プランながら、クラウドサーバーに保存されたデータにさまざまな端末からログインし、ストリーミング再生で利用できるものが複数登場しています。

今後、ネットワーク回線速度が上がり、サーバーコストが下がってくれば電子書籍でも、ストリーミングで利用できるサービスが増えてくるでしょう。ユーザーにとっても端末の容量を圧迫しないストリーミングで利用できるサービスは魅力です。
電子書籍サービス各社が互換性のあるファイルを利用する方向へ進んでいくなら複数サービスの共存も可能かもしれませんが、現状そのきざしは見えません。

今後生き残る可能性 (音楽や動画ファイルを販売するサービスでは最初から共通の形式でデータが購入できるのに、電子書籍でこれができない=技術的には可能なのにしない、のは本当におかしな話ですよね)

もし今、「今後生き残る可能性」という一点において電子書籍サービスを比較し選ぶなら、品揃えよりもクラウド利用の便利さ・充実度を比較してみることをおすすめします。
ネットワーク利用した場合のバッテリーの持続時間など、端末側で解決しなければいけない問題など課題は他にもありますが、より便利なクラウド活用、さらに限定的に言えばストリーミング利用のできるサービスは今後伸びてくる可能性がある!と筆者は考えています。