電子書籍とうまく付き合う


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電子書籍とうまく付き合う

ウェブや電子化されたデータが日常的 これからさらにウェブや電子化されたデータが日常的なものになり、それらの便利さに慣れれば慣れるほど、1冊の本とじっくりと長時間集中して向きあうことは難しくなってくるのではないでしょうか。

ウェブやメールなど、ネットワークを使った情報収集には情報が断片化しやすい傾向があり、その恩恵を受ける電子書籍も同じ傾向があります。少なくとも、紙の本よりも1冊の書籍の情報に集中しやすいということはありません。

しかし、現代の環境では情報は断片化しやすいということを知った上で「1冊の本」の情報量は紙と同じだけのボリュームを持っている電子書籍を利用することで「電子書籍とうまく付き合う」ことができるのではないでしょうか。

電子書籍であっても紙の本であっても、ある程度以上の文字情報を読むことが習慣としてある人は「情報とじっくりと向き合うことの価値」を知っていると思います。

先のページでも触れましたが、拾い読みや検索によるピンポイントの情報収集では成し得ない総合的な知識を得ることができるのはその価値の一つです。

たくさんの情報をひとかたまりに受け取る能力 しかし、その価値を受け取るためには、「たくさんの情報をひとかたまりに受け取る能力」が必要です。

1冊の本を読み通す力、本を読むことを楽しみ、作者の意図や構造化された情報を吸収する力はおそらく、電子書籍やコンピューターやネットワーク、ウェブがない時代から本を読むことを小さい頃から続けてきた人だけが身につけることができた貴重な技能となるでしょう。

それを失ってしまわないためにも「本を読む」という習慣は続けていきたいものですよね。
便利さが強化された電子書籍によって、この大切な習慣を続けることができたという人も出てくるかもしれません。

現状ではまだ利用するまでに、サービスや端末などを調べたり比較したり、面倒な作業が必要な電子書籍ですが、このサイトが少しでもそうした手間を省くお手伝いになれば幸いです。